CR-185のベルト交換作法(CR−185解体新書by花裕)  2007.07.30

 

ベルトはこうして手に入ります(誰でも、何処でも・・・    2008.05

こんなこともありました...今までに寄せられた事例    2008.03

開かないCD・トレイを手で開ける方法】を追加しました .... 2008.02

§4 組立方法で追記しました  ....2008.02

 

 

 

2年ほど前に中古品を買い、以後、掃除、ベルト交換、ヘッドクリーニングをして愛用しています。

CR−185に惚れているわけは

1.音がとてもいい。

アンプの音がとても良いです。 どちらかと云うと「真空管アンプ」に近いのほほんとした柔らかい音がします。

ぐっと向き合って聞きつめると、はじけるような力感は無いですが、15W程度の小出力ですが非常に聞き易く、長時間聞いていても疲れない良さがあります。 手元に置いて使う「常用品」に最適と思ってます。
小出力+8cmフルレンジでも近所迷惑なぐらい出ますので、一般家庭でもこれで十分と思います。

2.CD+チューナーが一体化しているので扱いが簡単で、コンパクトです。 CDもそこそこの音がします。 ソニーの555ESJと比べるて、ぱっと切り替えてもどちらがどっちとは判りません。 おかげで ソニーの処分は気楽に出来ました。 チューナーもけっこういい音はしますが、専用機に比べると差は出ます。 でも使い勝手はいいですよ。 この使い勝手が良いというのはいつでも手元に置いておきたいという大きなポイントです。 
MD・Tape入力にパソの出力をつないでますので「何でもできる」状態です

3.今まで5台ほど修理しましたが、全てCDの読み込み不良です。 ヘッドのクリーニングとベルトの交換で動作復帰しましたので、これからも、それでめんどうは見ていけると思います。

☆最大の理由
1.アルテックとの相性がとっても良い。 他の高級機ですと、つまんない音に鳴ってしまいますが、これとですと「弾みます」

2.発熱が少ない 夏場はとくに 真空管は嫌 なので  避暑というのでしょうか 

 

☆ CR−185の一族

CR−185には 185、185−2、185−X、185LTDとあり、 これとは別に大型機としてCR−70があります。ベルトは全部共通です

違いは、185に「LINE入力×1ch」を追加した「2型」、それの「ボリウムつまみ」をアルミにした「X型」、エンブレムが変わった以外は判らない「LTD」とあります。 少しづつ出力が大きくなってます、185〜Xまで持ってますが、音の差は感じません。

音源は内蔵CD、チューナー、外部(MD・Tape)と3系統あります。 このうち使われていないMDにパソを繋いでます。 そしてTape出力を
真空管アンプに繋いでいます。

CR−70は CDのメカ、ブロックは共通ですが、信号処理が違い、微妙に音に広がり、響きがあります。 居心地のいい音です。 その差ははっきりと聞き取れますが、 理由は不明ですが、今は使われてないようです。 出荷数量も少なく、ヤフオクでもあまり出ません。 リモコンは一族で共用です

CR−185との違い
1.出力が30W+30W と大きい
2.CDの音処理が違う(高級機仕様?)
3.トーンコントロールは手動で操作パネルにある。(電子タイプでは無い)
4. そのた

 

 


番外編ですが先日 偶然、出会い買ってしまった【B級品】

 

ベルトを買ってくれた方の評価を見ていて知った、無印・良品の 車載用10cmコアキシャルユニットです。 細部は スピーカー編に書きます

メーカー不明ですが、前に張り出し、線のくっきりした音がしています。いい音出してます。 フォスターに比べてもバランスよく、落ちついています。 能率が低いので差動アンプではちときつい、のと、見栄えが悪いのが難点です。 でも1980円/2本の誘惑には勝てない。 8cm用の大型バスレフに無理矢理入れました。 後日、9cmにボアアップした。

 


■こんなトラブルがあるよ
◆トレーの開閉で異音がする。・・・ なんか、咬んでますね
◇音飛びがする         ・・・・ ヘッドが汚れている、ヘッド送りが重い
◇CDが再生できない      ・・・・ ベルトが伸びている、ヘッドが汚れている
◆トレーが開かない、閉じない  ・・・・ ベルトが伸びている、切れている、ホコリが貯まっている

 

§1章 ■準備編

まずは「作業場」を確保しましょう。いえいえ、小さな機械ですので、そんな大げさ物はいりませんが、電気製品なので「水物」は厳禁です、 細かい部品もありますので、縁の低い段ボール箱などの中で作業ができれば、無くなることも少なくなります。

こんな物が欲しい。
1.ドライバー +大、−小
2.先の尖ったピンセット(リミットスイッチの駒をはずすため) 無ければ竹串でも可
3.交換用のベルト

ここまでが ベルト交換に必要です。

4.ヘッドクリーニングのための、アルコールと綿棒
(カセットのヘッドクリーナーを使いましたが、カメラ店でレンズクリーナでもOKです)
5.グリスとウエス

6.ホコリを吸う掃除機

■■■ ベルトの入手方法 
最近、奥さんより購入中止勧告が出て、これに逆らうほどの実力は無いので購入、ヤフオクでの極太ベルトとしての配布は中止しています。
しかし、 出品を待っている方々も多いので公開しちゃいます。 

この商品に付属してきます。 しかも 4本ずつ、、、2年前と比べてもサイズは変わっていません。  本来の用途を考えますと「強力」なのは当然でしょう。
東京では「デパチカ」でもおいてあるようです。 注意点としては、多くのメーカー、派生商品があるようです
スーパーのオリコミチラシの「駅弁フェア」で探せます。 ファンが多く超人気ですので売り切れにご注意。1200円(H20。4月)です。 ( 2008.05 )

 

§2章 ■解体方法

ここでは、ヘッド周りの掃除ができるように完全に解体するようにします。 ベルトの交換だけの人は自分で判断して飛ばしてください。

1.作業台に置いてACコンセントを抜きます

2.外側ケースの5本のネジを外して、ケースを開けます。

<図>

3.アルミの化粧パネル下の2本のネジと、「ボリウム摘み」を引っ張り外してから化粧パネルを外しますと、プラスチックの操作パネルが出てきます。

4.4本のネジを外し、下の写真のように操作パネルを跳ね上げます。

 

中の基板が見えてきました。 ここはホコリが溜まりやすいので、掃除機で吸って綺麗にしておきましょう。
以前、これだけで動き出したヤツもいました。

 


【 開かないトレイを手で開ける方法 】  この作業は電源ケーブルをACコンセントから必ず外して行ってください。
CR−185でよくあるのが、CDが出ない、音飛びがするです。 CDが出ないの対応方法です
操作パネルまでを跳ね上げますとCDトレイの下から見るとトレイの内側にギヤが見えます。 このギヤがトレイを閉め、CDを持ち上げています。
裏側から見て、このギヤを反時計方向に回しますと、やや重くガチャという音で「CDのリフター」が下がり、もう少し回すと「トレイが開き出します」、この先は手でトレイを引き出してやればいいです。 中に入っているだろうCDが引っかかりますので注意してください。

 

 

この状態では、配線は何も外してませんので、電源コードを差し込み、操作パネルのCD開・閉スイッチでトレイが動作しますので、故障個所を特定できます。  ベルトの交換は トレイを外さないとできませんので §3 へ進みます。 もしヘッドまわりも掃除されるなら、このまま続けます。

  【 開ける方法 おしまい 】


【追伸】 ベルトの交換だけでしたら、基板は外さないでかまいません。 先へすすみます 

 フラットケーブル2本を優しく外して、パネルをどけます

<写真>

基板を外します。 右の垂直の基板とは白いコネクタで繋がっていますので、このコネクタにー小ドライバーを突っ込み爪を外します。 2個とも同じです。
リアパネルの「アンテナ」「光リンク」端子を止めているネジも外します。
基板を止めているネジを外し、左側へ「えい!」後ろ側へ「やあ!」と退けますと、黒いCDケースが出てきます。

<図>

さあ、このケースを外しましょう。 
右の2本と奥の1本を外します。 基板と組み合わせてありますので、奥にずらしてこじはずします。
裏パネルの、RCA入力端子、リモート端子のネジをゆるめると楽にはずせます。

<図>

CDの天板を外します、向きが判るようにしておきます。 

 

§3 トレイを外そう 

ここまでくると、CDの全貌が見え、「成功のかぐわしき香り」がしてきます。 ここからがキモです

トレーを開きます、CDスピンドル手前に見えるギヤーを時計方向に回しますとトレーが手前に開いてきます。

<下図>

トレーが出たところで、右下のポンチ絵にあるトレー右奥の前進端リミットSWを押すノブを取り外します。
下の写真ではすでに外してあります。

次に両側にある、丸いトレーストッパーを内側に押しロックを外しながら、トレーを引き抜きます。
両手はストッパーで取られてますので、トレーは、、、、 第3の手=くち、、、、  でくわえて、引き抜きます。

【ヒント】 歯形が付くので、ハンカチの上から噛みます。

<図>

 

ベルトカバー 後ろ側を手前に押すと同時に左にスライドさせ外して、ベルトを交換します。この時に「ヘッド(CD読みとり部)」の洗浄と駆動部メカの清掃とグリスアップをしましょう。これで 音飛びは無くなります。

<写真>

 

§4 では、組立ましょう

さあ、これからは、今までと逆の手順で組み立てます。 トレーを差し込んでスムースに滑るのを確認しましょう。
ここで重いとベルトを替えてもヘッドアップできません。

1.トレイを真っ直ぐに差し込んで、とても軽く滑るようにします。 ちょっと斜めでも差し込めますが、ギヤの当たりが悪くなるので異音の原因になります。  この時は 手でスライドさせても重たいです。

2.ちょっとトレイを押してから、リミットノブを付けます。 完全に開いている状態でノブを付けるとトレイは動きません 

3.トレイを送る円形のギヤの溝を写真のように合わせます。 この段階では トレイとギヤは噛み合ってませんので、トレイは軽く動きます。

4.手でトレーを奥まで差し込みます。 スムースに動きますよね

5.このギヤを下から見て時計方向に回しきります。 これで CDリフターはスピンドル押さえにぴったりくっつきます。

6.これで CDを入れて閉じた状態になってますので、電源を入れて、操作パネルのCDオープンスイッチで操作できます。

7.なめらかに 異音無く動作すればOKです。 

ヒントは この機構は1つのカムで動作していること。 「トレイが開いた所」から「CDが上がった所」が動作の両端です。

この「CDが上がった所」が基本位置になってます。 なんでギヤに歯が全部無いのかがつぼでした。

操作パネルの配線まで戻したところで、ここからはパネルの信号で動作しますので、ACコンセントを差し込んでから、トレーの開閉スイッチでトレーが開閉するのを確認してください。 OKならコンセントを抜いて、残りの組立を行います。

以上で解体・組立は終了です。

◆ 私が使った極太ベルトは市販はされてませんし、入荷も不定期です。 入荷次第に出品していきますので見かけられた方は是非落札ください。

自分でも、このベルトの寿命は不明です。 身の回りに4台(1型、2型、70型)、このベルトに交換した物がありますが、長いので約2年たってますが、まだ不調は出ていません。 出ても、自分でめんどうが見ていけますので・・・はい

このマシンは、この程度の手入れで無事動いています。 良いマシンなので、なんとか手を入れて大事に使っていきたいと願い、多くの方にもと思い、ここで公表しました。 

原点はhttp://nice.kaze.com/cr-185.html を参考に、勝手に手を加えました。

 

他に 電源ダイオードの交換も出来るのですが、これは後日・・・・

 


こんな事例もあります。
 ここれは これまでみなさんから寄せられた、ご質問へのお返事です。 多くの方が同じ症状に突き当たって居るかと思います。
解決への支えにしてもらえばと思います。    文面は適当に脚色してあります。

1.トレイを開けるまでできましたが、ここで電源SWを切るとトレイが閉まってしまいます。

   開いた状態で、ACコードを抜きますと、電源が切れ、その場で止まります

2.トレイを閉める、カチャと云う音までするのですが、CDが回転しません。

1.トレイが閉まり、
2.CDをリフト(上に挙げます、この時にカチャと云う音がします)して上限
リミット検出スイッチ位置までくると、トレイ、リフトを動かしていたモーター
は停止します。
3.CDを回すスピンドルモーターが回転して CD情報を読みます。
4.パネルに曲数などが表示されます。

2)が重いとだめです カチャと云う音に合わせて天板を叩いてみてください。
この拍子に動くようでしたら、メカが重い、駆動しきれないです。
このように、応援してあげても回転しないようなら、スピンドルモーター周りで
すね。 この辺りになりますと「修理」はおぼつきません。

後日 叩いてもだめとのお返事いただきました

3.トレイが閉まる最後でガガッと音がしてそこで止まる。

現在§4の手順で、再度調整をお願いしています。 

4.内部のフラットケーブルが外れません。

中の黒いフラットケーブルはコネクタへ押し込むと周辺が沈み抜けます。 ただし、これは基板を外すときに必要で、ベルト、受光部の清掃には外す必要はありません

5.LEDの調整方法

 

 

 

御拝聴ありがとうございました。